Blue-Collar-Success

技術、知識、経験。積み上げて来たものは沢山あるのに、いつまでたっても貧しい生活。そんな職人を一人でも減らす為に、職人がい食べていける世の中を作るために書いていきます。

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技術、知識、経験。積み上げて来たものは沢山あるのに、いつまでたっても貧しい生活。
そんな職人を一人でも減らす為に、職人がい食べていける世の中を作るために書いていきます。

うちのじいちゃん、腕はいいけど貧乏な大工でした

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すみません、ちょっと貧乏自慢します

 

僕が小さい頃、うちの家はめっちゃ貧乏でした。

食べ盛りの成長期に、家に帰っても食べるものなくて出汁取り用の煮干しかじってました。

 

小さい頃に両親離婚しておかんの実家で祖父母と一緒に暮らしてたんですが、おかんの女手一つで育てるには収入にも限りがあったんですね。

 

といっても祖父母の収入が安定していたわけでもなく、実家で家賃が不要だったのがせめてもの救いだったらしい。

 

まだ小さい頃、じいちゃんは現役の大工で、それはもう腕が良い職人だったそうです。

(小学生だったのでよくわかってませんでしたが)

 

でも、腕と同じくらい“お人好し”だったそうで

 

・困ってる人の頼みは断れない

・赤字ってわかってても家建てる

・台風やらの被害にあった人の家を無償で修理してあげる

・昔ながらの職人で、面倒見がよく若い兄ちゃんを住み込みで働かせて衣食住の世話までしてたらしい

 

そんな生活で、貯蓄も無くずっと貧しい生活でした。

 

ウチのおかんは今でもよく、

「じいちゃんがあの当時ちゃんとしてくれとったら、ウチは結構お金持ちやったんやけどね〜」とか言ってます。

 

職人の弱点は職人であること・・・

 

血筋のせいか、僕もやはり職人気質だったようで

前職の販売業では業績を認められ、スピード出世していきました。

 

(僕の職人の定義は前回参照) 

kita9topics.hatenablog.jp

 

 

そのお陰もあって、重要なことに気付きます・・・

 

それは

【プレーヤーとしての能力】と【マネージメント能力】は違うということ

当時の仕事でいうと

「販売する能力」と、「お店や事業を運営する能力」は別ということ。

 

 さらには【マネージメント能力(運営すること)】【経営能力】はまた違うということ。

 

 

当時のじいちゃんを自分なりに分析すると、

  • 腕の良い大工

  プレーヤーとしての能力は抜群だった

  • 面倒見はよかったけど、後継者や現場を任せられる人は育たなかった

  マネージメント能力は微妙?

  • お金をもらうことにメンタルブロックがあった

  経営能力は低かった 

 


そんな感じだったのかな〜と思います。

 でもね、これって“ありがち”な話じゃないです?

 

だってね、

その道一筋、コツコツ技術を磨いて一人で家を建てられるようになってようやく一人前の世界。

当時でいえば、10年でやっと一人前みたいな世界です。

 

寝る間も惜しんで勉強するんですよ。建築の。

親方の道具を誰よりも早く起きて準備して、夜は皆んなが使った道具の手入れして。

 

職人は職人になるために、積み重ねてきたんです。

 

“いつ、マネージメントの勉強します?”

どこで、交渉とか契約の勉強します?”

 

残念ながらウチのじいちゃんには、

「職人としてのセンス」はあったけど「経営者としてのセンス」はなかった。

 

今ほど情報が充実していなかった当時は、感覚やセンスが重要だったんじゃないかと思う。

 

まぁ影響を与えてくれる人と巡り合う人脈が少なかったのかもしれないし、

単純に考えることから逃げただけかもしれないし、

それは今となってはもうわからないんだけど。

 

 

僕はこの「マネージメント能力」や、「経営能力」って

当時より今の方が余程重要な時代になってると思ってます。

 

そして、前述したような職人が当時よりもっと食べて行けなくなってる現状を多く見かける。

 

次回はその辺りをもう少し掘り下げていこうと思います。